早川良雄

昭和を代表するグラフィックデザイナー。モダンアートの要素を取り入れつつ、独特の色彩感覚と感性で独自のスタイルを確立、『女の顔』シリーズや『形状』シリーズなどこれまでにない斬新なポスターや広告を多数製作し、その後の日本グラフィックデザイン界に多大な影響を与えた。また、毎日放送や関西テレビ放送など企業ロゴマークも手がけたり、1970年に開催された日本万国博覧会(通称:大阪万博)では色彩計画設計に参加するなどその仕事は幅広い。そうした功績が讃えられ、紫綬褒章をはじめ旭日小綬賞や毎日デザイン賞など多数の賞を受賞している。
反応