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張導、字を景明といい、河内郡修武の人である。180年、鉅鹿の太守となった。漳水が渡し場で氾濫して農耕ができなくなったとき、張導は地図を描いて水路の流れ止めを調査し、郡丞彭参、郡掾馬道嵩らとともに堤防を築いてこれを防がせた。この成果により民から役立つものとして、漳河の神壇碑に記された。190年頃、義兵が起こると、張導はみずから壇に上って血をすすって誓い、袁紹の命を帯びた。『英雄記』によると、袁紹に付き従って韓馥のもとへ訪れ、韓馥から冀州の牧の印を譲らせることに成功させ、袁紹に冀州の領土を手に入れさせた。その後、任命を受けて天子のもとに参内し、爵位を賜り子孫に伝える資格を得たという理由だけで、ほんのわずかの間に、過失を大目にみるというお情をこうむることなく、一族皆殺しにされた。裴松之の評によると、張導、郭図、高幹らをつかわして韓馥を説得させ、冀州を譲渡させたとすれば、手柄のある人物だとしている。

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