• 投稿者 forum の上 2018/9/2613:44

    明治20年(1887年)頃、清朝11代皇帝・光緒帝の治世下、政治の実権は西太后が握っていた。欧米各国は大陸に進出しようと蠢き、清朝の将来をめぐって紫禁城では西太后を中心とした守旧派と光緒帝を立てる改革派の思惑が入り乱れていた…。この物語は、貧困を脱するため宦官の道を選んだ春児こと李春雲と、科挙に首席合格して光緒帝の側近となる梁文秀が、数奇な運命によって出会い、兄弟の契りを結ぶところから始まる。

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    keiichikawanishi 答えた 5 年. 6 ヶ月前 2 メンバー · 1 返事
  • 1 返事
  • keiichikawanishi

    メンバー
    2018/10/803:57
    pt: 402
    番組レビュー賞

    極貧の少年・春児の姿に
    生き抜くことの尊さを見る傑作。 「汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう」―― 中国清朝末期、貧しい糞拾いの少年、李春雲(リイ チュンユン)(春児(チュンル))は、老占い師、白太太(パイタイタイ)にこう予言を受ける。飢えに苦しみながら、春児はこの予言を希望に上京を決意する。
    同じ村の地主の息子、梁文秀(リアン ウェンシウ)は科挙試験を受けるため北京へ向かう。身分は違うがおさないころから兄とも慕う文秀を頼り、春児は都へと上った。
    文秀は気の遠くなるような倍率の科挙試験に挑み、春児は自らの生きる道をさがしてある決断を下す。やがて、混迷する清王朝の中枢に、それぞれの形でかかわるようになる二人を待ち受ける宿命とは。

    浅田次郎原作の蒼穹の昴
    面白かった。

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