緒方洪庵

江戸時代後期の蘭学者、医者、武士。大坂で蘭学塾「適々斎塾(てきてきさいじゅく)」(通称:適塾)を開き、福澤諭吉など幕末から明治にかけて活躍した人材を数多く輩出した。適塾は現在の大阪大学医学部の前身とされる。諱は惟章(これ…

高松凌雲

日本における赤十字運動の先駆者。 緒方洪庵の適塾にて医学を学ぶ。ほかオランダ語・英語も習得するなど、その才能は広く知られるようになる。 凌雲の評判を知った一橋家が専属医師として登用。ほどなく徳川慶喜が将軍となった為、凌雲…

会沢正志斎

水戸藩の藩校・弘道館の初代教授頭取であり、水戸学の代表的思想家である。 会沢が唱えた神道と水戸学を合わせた大義名分論は、吉田松陰らに大きな影響を与えた。

毛利元徳

長州藩の第15代藩主。長州藩最後の藩主でもある。毛利敬親の養子として後継した。明治維新後は、国立銀行頭取や貴族院議員となる。

天野八郎

鳥羽・伏見の戦い後、再起を目指す幕府急進派の一員として、渋沢成一郎らとともに彰義隊を結成。副頭取となる。渋沢脱退後は頭取となり、大村益次郎率いる官軍を相手に上野戦争を起こす。

渋沢成一郎

鳥羽・伏見の戦い後、彰義隊を結成し、頭取に就任。後に、副頭取の天野八郎と対立し、彰義隊を脱退する。維新後は実業家として名を馳せる。明治以降は渋沢喜作と改名。渋沢栄一の従兄。