南部信直

「南部氏中興の祖」といわれる人物で、陸奥国盛岡藩の藩祖。 通称は田子九郎。おもな官位は大膳大夫、従四位下。 南部信直は1546年4月1日、南部氏一門の石川高信の息子として誕生し、1565年、陸奥国三戸城主・南部晴政の養嗣…

北条氏直

後北条氏の五代当主で戦国時代における最後の小田原城城主。 父は北条氏政、母は武田信玄の娘・黄梅院、妻は徳川家康の娘・督姫。武田勝頼の甥にあたる。幼名は国王丸。通称は新九郎。別名は見性斎。おもな官位は左京大夫、従五位下。 …

千利休

茶の湯を大成した茶人で、「茶聖」とも称せられ天下三宗匠のひとり(ほかは、今井宗久、津田宗及)。 幼名は与四郎。法名は宗易、抛筌斎(ほうせんさい)。一般的に知られている利休の名は、1585年に正親町天皇から下賜された居士号…

豊臣鶴松

別名、棄丸とも。1589年7月9日、53歳の豊臣秀吉待望の世継ぎとして淀城で誕生。母は淀殿。 生後わずか4ヵ月で後継者に指名された鶴松だが、生まれつき病弱で、1591年9月22日、3歳という幼さで病死してしまった。