イジー・ノバク
![イジー・ノバク イジー・ノバク](https://satch.tv/sat2022/wp-content/uploads/actor-230px/230px-tenista_jic599c3ad_novc3a1k_na_vip_turnaji_osobnostc3ad_ve_zlc3adnc49b.jpg)
イジー・ノバク(Jiří Novák, [ˈjɪr̝iː ˈnovaːk]、1975年3月22日 – )は、チェコ・ズリーン出身の男子プロテニス選手。フォアハンド・ストロークを最大の武器にするベースライン・プレーヤーである。自己最高ランキングはシングルス5位、ダブルス6位。ATPツアーでシングルス7勝、ダブルス18勝を挙げた。身長190cm、体重86kgの長身選手。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
6歳からテニスを始め、1993年にプロ入り。1996年1月のハイネケン・オープンでツアー初優勝。2002年全豪オープンで4大大会の自己最高成績を出し、初のベスト4に進出した。この時は優勝したトーマス・ヨハンソンに6-7, 6-0, 6-4, 3-6, 4-6のフルセットで敗れ、決勝進出を逃している。この年にローマ・マスターズとカナダ・マスターズでベスト4、マドリード・マスターズで準優勝し世界ランキングを自己最高の5位に上げ、世界ランキング上位8名しか出場資格を得られない男子プロテニスツアー最終戦テニス・マスターズ・カップにも出場した。当時世界ランキング2位のアンドレ・アガシに7-5, 6-1で勝利したが当時6位のロジャー・フェデラーとフアン・カルロス・フェレーロに敗れ1勝2敗で敗退した。
2004年10月のジャパン・オープン・テニス選手権準決勝ではレイトン・ヒューイットを6-4, 4-6, 6-2で破り、決勝ではビッグ・サーバーのテーラー・デントに5-7, 6-1, 6-3で逆転勝ちし、大会初優勝となるシングルス6勝目を挙げた。10月のスイス・インドア大会の決勝でダビド・ナルバンディアンを5–7, 6–3, 6–4, 1–6, 6–2で破りツアー7勝目を挙げたのが最後のシングルス優勝になり、2007年7月のコシツェでのチャレンジャー大会を最後に、32歳で現役を引退した。
ダブルスでのノバクは、2001年ウィンブルドン選手権と2002年全米オープンで2度の4大大会男子ダブルス準優勝がある。2000年から2001年にかけてはダビド・リクルとペアを組んで多くの好成績を出していたが、2002年全米オープンではラデク・ステパネクと組んだ。
イジー・ノバク
|
|
基本情報 | |
---|---|
国籍 | チェコ |
出身地 | 同・ズリーン |
生年月日 | 1975年3月22日(44歳) |
身長 | 190cm |
体重 | 86kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
ツアー経歴 | |
デビュー年 | 1993年 |
引退年 | 2007年 |
ツアー通算 | 25勝 |
シングルス | 7勝 |
ダブルス | 18勝 |
生涯通算成績 | 648勝471敗 |
シングルス | 337勝260敗 |
ダブルス | 311勝211敗 |
生涯獲得賞金 | $7,618,613 |
4大大会最高成績・シングルス | |
全豪 | ベスト4(2002) |
全仏 | 4回戦(2003) |
全英 | 3回戦(2003・05) |
全米 | 4回戦(1999・2002・06) |
4大大会最高成績・ダブルス | |
全豪 | ベスト8(2000) |
全仏 | ベスト8(2000) |
全英 | 準優勝(2001) |
全米 | 準優勝(2002) |
キャリア自己最高ランキング | |
シングルス | 5位(2002年10月21日) |
ダブルス | 6位(2001年7月6日) |
反応