李娜
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李 娜(り・な、リー・ナ、ピン音表記: Li Na, 1982年2月26日 – )は、中華人民共和国・湖北省武漢出身の元女子プロテニス選手。自己最高ランキングはシングルス2位。WTAツアーでキャリア通算シングルス9勝、ダブルス2勝を挙げた。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。身長172cm、体重65kg。
アジア出身選手初のグランドスラムシングルス優勝者であり、アジア出身選手初のグランドスラム決勝進出者、中国人選手初のWTAツアー優勝者でもある。グランドスラム優勝2回・準優勝2回、WTAファイナルズ準優勝。
テニスは6歳の頃に始めた。1999年にプロ入りし、その年から女子テニス国別対抗戦・フェドカップの中国代表選手となったが、2002年7月に「ワールドグループ・プレーオフ」でロシアに5戦全敗で敗れた後、しばらくテニスから遠ざかった時期があった。当時のコーチが自身の出世欲から李娜に罵声を浴びせ続けたため、李娜の心はボロボロの状態になった。そのため、李娜はすでに中国国内ではトッププレーヤーではあったが、ケガを口実に20歳の時にラケットを置いた。しかしその2年後、平凡な大学生活を送る李娜に国家の方から代表に戻る打診があった。その4年後に北京五輪を控えていたからである。
2003年は全くプレーしなかったが、2004年5月に復帰してから急成長を始める。同年10月、李娜は予選選手の身分で広州国際女子オープンに参加し、決勝戦でスロバキアのマルチナ・スーハに6-3, 6-4 で勝ち、初めてWTAツアーのシングルス優勝のトロフィーを挙げた。これは女子中国人選手として史上初のWTAツアーのシングルス優勝であった。李娜は2005年の全豪オープンで4大大会にデビューし、第4シードのロシアのマリア・シャラポワとの3回戦まで進出した。2度目の4大大会出場だった全米オープンでは、1回戦で第2シードのアメリカのリンゼイ・ダベンポートと対戦するも敗れた。
李娜
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基本情報 | |
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国籍 | 中華人民共和国 |
出身地 | 湖北省武漢 |
生年月日 | 1982年2月26日(37歳) |
身長 | 172cm |
体重 | 65kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
殿堂入り | 2019年 |
ツアー経歴 | |
デビュー年 | 1999年 |
引退年 | 2014年 |
ツアー通算 | 11勝 |
シングルス | 9勝 |
ダブルス | 2勝 |
生涯通算成績 | 624勝238敗 |
シングルス | 503勝188敗 |
ダブルス | 121勝50敗 |
生涯獲得賞金 | $16,709,074 |
4大大会最高成績・シングルス | |
全豪 | 優勝(2014) |
全仏 | 優勝(2011) |
全英 | ベスト8(2006・10) |
全米 | ベスト4(2013) |
優勝回数 | 2(豪1・仏1) |
4大大会最高成績・ダブルス | |
全豪 | 2回戦(2006・07) |
全仏 | 2回戦(2006・07) |
全英 | 2回戦(2006) |
全米 | 3回戦(2005) |
キャリア自己最高ランキング | |
シングルス | 2位(2014年2月17日) |
ダブルス | 54位(2006年8月28日) |
反応