ロイ・ジョーンズ・ジュニア

ロイ・ジョーンズ・ジュニア(Roy Jones, Jr.、男性、1969年1月16日 – )は、アメリカ合衆国の元プロボクサー。フロリダ州ペンサコーラ出身。ボブ・フィッシモンズに続き、ミドル級出身でヘビー級の王座を獲得した史上2人目のボクサー。ミドル級、スーパーミドル級、ライトヘビー級、ヘビー級の4階級を制覇し、長きに渡りパウンド・フォー・パウンド最強と目されていた名選手。トレーナーはアルトン・マッカーソン。父のジョーンズ・シニアはアシスタントトレーナー。プロモーターとしてロイ・ジョーンズ・ジュニア・ボクシング・プロモーションズを主宰している。

1993年5月22日 – 1994年10月(返上)

1994年11月18日 – 1997年(返上)

1996年11月22日 – 1997年3月21日

1997年8月7日 – 2003年4月15日(返上)

1998年7月18日 – 2001年4月

1999年6月5日 – 2002年11月18日(剥奪)

2003年3月1日 – 2004年2月20日(返上)

2003年11月8日 – 2004年5月15日

ボクシング史上屈指の身体能力の持ち主と評される。「スタイルがないのがスタイル」と言われる通り、相手に合わせて戦法を変えることが出来る。

重量級としては圧倒的なスピードがあり、腕を後ろに回してラッシュをことごとくかわすなど、防御勘にも長けており、キャリアが非常に長い理由の一つとしてあげられることがある。また、手数はさほど多くないものの、飛び込みざまの左フック、顔面とボディの急所を的確に打ち抜くコンパクトなコンビネーションなど、オフェンスは的確で多彩。特にジャブとダイレクトブローが冴えていた全盛期の彼には、モンテル・グリフィンなどチャンピオン級の選手であっても触れることすら困難を極めた。