ポンサクレック・ウォンジョンカム
ポンサクレック・ウォンジョンカム[注釈 1](泰: พงษ์ศักดิ์เล็ก วันจงคำ、英: Pongsaklek Wonjongkam、1977年8月11日 – )は、タイの元プロボクサー、元ムエタイ選手。タイ王国ナコーンラーチャシーマー県出身。通算2回のWBC世界フライ級王者。多くの世界王者を輩出したウィラット・ワチララタナウォン(英: Wirat Vachirarattanawong)がプロモーター兼会長を務め、ピヤラット・ワチララタナウォン(英: Piyarat Vacirarattanawong)がプロモーターを務めるペッインディー所属。本名はポンサコン・ウォンジョンカム(พงศกร วันจงคำ)。ニックネームは本名の最後の1音節のコンまたはゴン[注釈 2]。ポンサクレック・クラティンデーンジムまたはポンサクレック・シンワンチャーとも。
ポンサクレックはWBC世界フライ級王者時代の2006年6月30日、エベラルド・モラレス(メキシコ)に4回TKO勝ちで15度目の防衛に成功したことにより、ミゲル・カント(メキシコ)の持つ世界フライ級王座における連続防衛記録を更新した。第34代王座は17度、第37代王座は4度(暫定王座も含めると6度)の防衛に成功した。また日本のリングにも数多く登場し(浅井、内藤、本田、中沼、小松、中広、清水、升田、亀田、粉川)など錚々たるメンバーを相手に勝利を挙げており、ポンサクレックの世界戦における日本人戦績は14戦11勝1敗2引き分けと抜群の強さを誇りフライ級に長らく日本人キラーとして名を馳せていた。
1997年3月28日 – 1998年(返上)
2001年3月2日 – 2007年7月18日
2010年3月27日 – 2012年3月2日
幼少の頃からムエタイをはじめる。あまり良い戦績は残せなかったが(42戦28勝13敗1分)パンチで勝利した試合が多かったことで、プロモーターの勧めでボクシングへ転向した。
1994年12月21日、ベルナルド・ダバロス(フィリピン)を相手にプロデビュー戦を行い、2回KO勝ちする。
2010年3月、東京でのポンサクレック
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基本情報 | |
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本名 |
Pongsakol Wonjongkam พงศกร วันจงคำ |
通称 |
Kol, กร Pongsaklek CP Fresh Mart Pongsaklek Kaiyanghadaogym |
階級 | スーパーバンタム級 |
身長 | 162cm |
リーチ | 161cm |
国籍 | タイ |
誕生日 | 1977年8月11日(42歳) |
出身地 |
タイ ナコーンラーチャシーマー県 |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 98 |
勝ち | 91 |
KO勝ち | 47 |
敗け | 5 |
引き分け | 2 |
反応