アリスター・オーフレイム
アリスター・オーフレイム(Alistair Overeem、1980年5月17日 – )は、オランダの男性総合格闘家、キックボクサー。イングランド・ハウンズロー出身。北ホラント州アムステルダム在住。ジャクソンズMMA所属。UFC世界ヘビー級ランキング6位。元Strikeforce世界ヘビー級王者。元DREAMヘビー級暫定王者。K-1 WORLD GP 2010王者。
日本でのニックネームは「ダッチ・サイクロン」であり、PRIDE時代に笹原圭一が考案した。日本国外では「デモリションマン」(「破壊者」の意)と呼ばれる。総合格闘家のヴァレンタイン・オーフレイムは実兄。日本における芸能活動のマネージメントはよしもとクリエイティブ・エージェンシーとなっている。
2007年11月16日 – 2011年7月29日
2010年12月31日 – 現在
破壊力とスピードを兼ね備えたストライカー。以前は大幅な減量のためにすぐにスタミナ切れを起こし、試合開始直後の数分間は攻撃的であるが、それを過ぎると途端に動きが悪くなることがあったがウェイトアップした現在では大幅に改善されてきている。また勝敗にかかわらず一本・KO決着が多く、長い手足を生かしたパンチと膝蹴りで多くのKOを奪い、得意の打撃を活かしてK-1ルールでも活躍している。K-1ルールの試合ではMMAルールの試合と同じように相手を投げ飛ばす反則を犯すことが多くあり、特にピーター・アーツ戦では故意に投げ技を連発したことで一部のファンから批判を浴びた。運営側からは崩しであるとして問題はないとされていたが、業務停止処分中の角田信朗に代わってK-1特別競技統括プロデューサーを務めた石井和義から「アリスターの投げ技は反則」と明言された。また、膝蹴りを得意としているが、K-1ルールでは「首相撲からの膝蹴りは1回まで」と定められているため、エヴェルトン・テイシェイラ戦、ジャバット・ポトラック戦と2大会続けて首相撲に近い状態からの膝蹴りでKO勝ちしたことに対して、「アリスターの反則負けではないか」という抗議を受けている(一度手を離して首相撲をセットし直しているようにも見えるためか結果は覆らなかった)。その後K-1はそういったアリスターやシュルトの体格を生かした膝蹴りの対策としてなのか立ち技格闘技としては異例中の異例ともいえる『首相撲からの膝蹴りが完全に禁止』となったが、それをモノともせずにK-1王者となった。サブミッションの技術にも長けており、特に腕力と体格を活かしたフロントチョークを得意技とする。2005年1月にはアブダビコンバット欧州予選では全試合ギロチンチョークで一本勝ちし、優勝した(2005年5月の世界大会はPRIDE専念を理由に欠場した)。
基本情報 | |
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本名 |
アリステア・セース・オーフェレーム (Alistair Cees Overeem) |
通称 |
ザ・リーム ザ・デモリションマン ダッチ・サイクロン |
国籍 | オランダ |
生年月日 | 1980年5月17日(39歳) |
出身地 |
イングランド ハウンズロー |
所属 |
リングス・オランダ →ゴールデン・グローリー →エクストリーム・クートゥア →ブラックジリアンズ →ジャクソンズMMA |
身長 | 193cm |
体重 | 110kg |
リーチ | 203cm |
階級 |
ライトヘビー級 →ヘビー級 |
バックボーン | キックボクシング |
テーマ曲 | The Anthem 2004(Sensation) |
総合格闘技戦績 | |
総試合数 | 63 |
勝ち | 45 |
KO勝ち | 21 |
一本勝ち | 19 |
判定勝ち | 5 |
敗け | 17 |
無効試合 | 1 |
反応