ペトレ・ドゥミトレスク
ペトレ・ドゥミトレスク(ルーマニア語: Petre Dumitrescu、ルーマニア語発音: [ˈpetre dumiˈtresku]、1882年2月12日〈或いは2月18日〉 – 1950年1月15日〈或いは1月12日〉)は、ルーマニア王国の軍人。最終階級は陸軍大将。第二次世界大戦ではルーマニア第3軍を率いて東部戦線に参戦し、ソ連軍と戦火を交えた。
第二次世界大戦
ドゥミトレスクは、1882年2月12日にルーマニア王国ドルジュ県のドブリドルで生まれた。1901年に砲兵・工兵士官学校に入学し、1903年に少尉の階級を受けて卒業した。1906年には中尉へ、5年後の1911年には大尉へ昇進している。同年ブカレストの軍事大学に入学し、2年間の修練を経て1913年に卒業した。
第一次世界大戦勃発後の1916年に少佐へ昇進し、翌年には中佐となった。大戦後の1920年に大佐へ昇進。戦間期には軍の要職を歴任し、1930年から1932年までパリ駐在武官、1932年から1935年までブリュッセル駐在武官を務めている。帰国後は1937年までルーマニア軍司令部参謀長を務め、同年准将へ昇進した。第1軍団司令官を経て、第二次世界大戦勃発直前まで砲兵監察官を務めていた。1940年にG.レヴェンチの跡を継ぎ、第1軍司令官に就任している。
ペトレ・ドゥミトレスク
|
|
---|---|
ドゥミトレスク
|
|
生誕 |
ルーマニア王国 ドルジュ県ドブリドル |
1882年2月18日
死没 |
1950年1月15日 ルーマニア ブカレスト |
(67歳)
所属組織 | ルーマニア王国 |
部門 | ルーマニア陸軍 |
軍歴 | 1903年 – 1944年 |
最終階級 | 陸軍大将 |
指揮 |
第1軍 第3軍 |
戦闘 |
第一次世界大戦 第二次世界大戦
|
受賞 | 柏葉付騎士鉄十字章 |
反応