盧漢

盧漢

盧 漢(ろ かん)は中華民国、中華人民共和国の軍人・政治家。滇軍(雲南軍、雲南派)の指導者の1人。国共内戦期に雲南省政府主席を務めた。原名は邦漢。字は永衡。彝族。

1911年(宣統3年)、竜雲とともに四川省で滇軍に加入する。1912年(民国元年)に雲南省へ戻ると雲南陸軍講武学校に入学した。1914年(民国3年)に雲南陸軍講武堂第4期歩兵科を卒業。以後、竜に従う形で、滇軍内で昇進していく。1927年(民国16年)には、竜率いる第5軍の第7旅旅長となっている。

同年2月、滇軍軍長の竜雲・胡若愚らが雲南の統治者唐継尭を兵変で倒した(「2・6政変」)。その後、主導権争いから、6月に胡が竜を急襲、拘禁してしまう(「6・14政変」)。盧漢は辛うじて昆明を脱出すると、竜派部隊を糾合して、胡から竜を奪還する。そして、竜とともに胡ら反竜雲勢力をすべて撃破し、竜の雲南統治を確立した。

プロフィール
出生: 1895年2月6日
(清光緒21年正月12日)
死去: 1974年5月13日
中華人民共和国北京市
出身地: 清雲南省昭通府昭通県炎山
職業: 政治家・軍人
各種表記
繁体字: 盧漢
簡体字: 卢汉

拼音:

Lú Hàn
和名表記: ろ かん
発音転記: ルー ハン
ラテン字: Lu Han
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