山崎一夫 (プロレスラー)
山崎 一夫(やまざき かずお、1962年8月15日 – )は、整体師、タレント、元プロレスラー。
ワールドプロレスリングの解説を務めている。
山崎は麻布十番で生まれた。しばしば、山崎は「いいところに住んでいたんだね」と言われるが、本人は「チンチン電車が走っているぐらいで何もなかった。唯一、これっていうのは東京タワーが近くに見えるぐらい」と生育環境を語っている。父親はパイプ加工企業に勤めていた会社員であった。5歳の時、世田谷区の九品仏に引っ越している。中学時代に友人にプロレスラーになりたいと言ったところ、新日本プロレスの道場を勧められ、そこで練習生としてトレーニングを始めた。最初はベンチプレス50㎏を3回ぐらいしか持ち上げられず、寮長の小林邦昭から叱咤されて次の日から体を徹底的に鍛え始めた。山崎は休憩時間になると学校の非常階段に出て3段目に足を乗せて腕立て伏せを行って鍛えたといい、そのせいか中学時代は成績が悪かったという。都立玉川高校時代は柔道部に所属していたが当時の部員は3人のみであり、稽古ではプロレスごっこをして過ごすことがあった。柔道の段位は初段であり、申請はしていないが二段の昇段試験に合格したことがある。高校時代にはまた『プロレスラースーパースター列伝』に影響を受けてスクワットが1000回できるように練習を行った、柔道部には30㎏のセットしかなかったベンチプレスの機材をどんどん買い足して高校卒業時点では130㎏もベンチプレスが上がるようになったなど、影響の受けっぷりは相当なものであった。1981年、新日本プロレスに入門。
入門して1週間で山崎は「これにはもうついて行けない」と感じたようであり、トイレに置いてあった掃除用のブラシに「これで歯を磨いてはいけません」と書いてあったのを見たことなどを後に明かしている。それでも山崎は、あまりにも地元と合宿所とが近すぎて逃げると知り合いに見つかって目立つため、我慢して稽古などに励んだ。入門して最初に与えられた雑用の係は「薬箱係」という救急箱の管理を行うものであった。
プロフィール | |
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リングネーム | 山崎 一夫 |
本名 | 山崎 一夫 |
ニックネーム |
キックの狙撃手 カミソリシューター 一匹狼 闘う青年将校 |
身長 | 184cm |
体重 | 105kg |
誕生日 | 1962年8月15日(57歳) |
出身地 | 東京都港区 |
スポーツ歴 |
レスリング 柔道 バレーボール |
トレーナー |
山本小鉄 佐山聡 シーザー武志 |
デビュー | 1982年5月6日 |
引退 | 2000年1月4日 |
反応