マキ上田

マキ 上田(マキ うえだ、1959年3月8日 – )は、元女子プロレスラー。本名・上田 真基子。鳥取県鳥取市出身。

全日本女子プロレスに入門し、1975年3月19日デビュー。デビュー戦は後に「ビューティ・ペア」のパートナーとなるジャッキー佐藤よりわずかに早い。1976年2月24日にはジャッキーとビューティ・ペアを結成してWWWA世界タッグ王座を獲得。ビューティ・ペアは「かけめぐる青春」「真赤な青春」「青春にバラはいらない」などの曲が大ヒットするアイドル的存在で、試合の観客席が常にファンの女の子たちで満員になり、試合前のリングで歌を披露する際はリング上が紙テープや紙吹雪でいっぱいになるなど、熱狂的な人気を得た。

同年6月8日、WWWA世界シングル王座を地元鳥取で獲得。1977年11月1日にはマキが持つWWWA世界シングル王座にジャッキーが挑戦。この試合はビューティ・ペア同士の対決として注目され、互いに譲らず60分時間切れ、判定でタイトルを失う。1979年2月27日の日本武道館大会では「敗者引退」という過酷なルールでのジャッキーとの再対決は48分7秒、エビ固めで敗れ引退、ビューティ・ペアに終止符が打たれた。