ヤリ=マティ・ラトバラ
ヤリ=マティ・ラトバラ(Jari-Matti Latvala 1985年4月3日- )は、フィンランド出身のラリードライバー。世界ラリー選手権 (WRC) における最年少優勝記録(22歳313日)と最多出走記録(205戦〜更新中)の保持者。フォード、フォルクスワーゲンを経て2017年からTOYOTA GAZOO Racingのワークスドライバーとして活躍している。
父、ヤリ・ラトバラは1994年フィンランド国内選手権のグループNクラスチャンピオン。幼少時よりカートを始め、8歳の時に父親からもらったフォード・エスコートを運転している。10歳のときには、オペル・アスコナで凍結した湖の上でラリーの練習を行った。
16歳でトヨタ・AE86(カローラレビン)でラリーデビューし、26戦24勝という圧倒的な勝率を収めた。2002年、ラリー・グレートブリテンでWRCに17歳でデビュー、三菱・ランサーエボリューションを駆り17位となった。2003年にはフォードワークスのフォーカスWRCでWRC数戦に出場。アクロポリス・ラリーで10位、ラリー・ドイチュラントで17位、ラリー・フィンランドで14位、ラリー・グレートブリテンで10位となった。。2004年にはジュニア世界ラリー選手権 (JWRC) にフォード・フィエスタで参戦するが、マシンの極端な信頼性不足で芳しい成績を出せず、シーズン途中でスズキ・イグニスにマシンを変更。ラリー・フィンランドでクラス4位に入賞した。2005年は9戦に参戦し、最高位は16位。6戦はスバル・インプレッサを、残り3戦はトヨタ・カローラWRCをドライブした。
ヤリ=マティ・ラトバラ | |
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2017年ラリー・ドイツ
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基本情報 | |
国籍 | フィンランド |
生年月日 | 1985年4月3日(34歳) |
出身地 | フィンランド、南ポフヤンマー県、トユサ |
WRCでの経歴 | |
活動時期 | 2002年 – |
コ・ドライバー | ミイカ・アンティラ |
所属チーム | フォード、フォルクスワーゲン、トヨタ |
出走回数 | 205 |
チャンピオン回数 | 0 |
優勝回数 | 18 |
表彰台回数 | 67 |
ステージ勝利数 | 535 |
通算獲得ポイント | 1648 |
初戦 | 2002 ラリー・グレートブリテン |
初勝利 | 2008 スウェディッシュ・ラリー |
最終勝利 | 2018 ラリー・オーストラリア |
反応