ジャン=テオドール・ラドゥー
ジャン=テオドール・ラドゥー(Jean-Théodore Radoux, 1835年11月9日 – 1911年3月20日)は、ベルギーの作曲家、ファゴット奏者。
ラドゥーはリエージュに生まれた。彼は1845年、9歳の頃からリエージュ王立音楽院においてジョゼフ・ドーソワーニュ=メユールの下で対位法を学び始めた。翌年には音楽理論で1等賞を獲得し、その後はしばらくの間チェロやピアノの訓練に励むようになる。しかしながら、これらの楽器演奏が上達しなかったことに落胆した彼は、続く2年間音楽から遠ざかってしまった。
1847年、教授のバッヒャ(Bacha)に説得されたラドゥーは音楽院に復帰し、教授から指導を受けてファゴットを学び始めた。ファゴットで才能を開花させたラドゥーは、数年間の研鑽の後にファゴット演奏で1等賞並びにゴールドメダルを受賞した。彼は1850年代の初頭をしばらくパリで過ごし、ジャック・アレヴィに作曲を師事した。
基本情報 | |
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生誕 |
1835年11月9日 ネーデルラント連合王国、リエージュ |
死没 |
ベルギー、リエージュ |
1911年3月22日(75歳没)
ジャンル | クラシック |
職業 | 作曲家、ファゴット奏者 |
反応