ウディ・ガスリー
ウッドロウ・ウィルソン・ガスリー(Woodrow Wilson “Woody” Guthrie, 1912年7月14日 – 1967年10月3日)は、アメリカ合衆国のフォーク歌手・作詞家・作曲家。14歳のときに家族が離散し、大恐慌の時代に放浪生活を送る。その放浪のなかで、貧困や差別などに翻弄される労働者らの感情を歌にして演奏した。
ボブ・ディランに多大な影響を与えた。
オクラホマ州オケマーに生まれる。名前は同年の選挙で大統領に選出されたウッドロウ・ウィルソンの名にちなんでつけられた。14歳の時、母親が死去し、一家は離散し17歳だった彼は、アメリカ中を一時雇いの労働者として放浪。バーや労働者のストライキの時の組合の集会などにかかわって小金を稼いだ。19歳のときにテキサスへ行ったが、そこで彼は最初の妻メアリー・ジェニングスと出会って結婚し、3人の子供たちをもうける。しかし彼は、ダストボウル時代の到来とともに、カリフォルニアに移住するオクラホマ州人のオーキー(季節労働者)の後に従って、テキサスに彼の家族を残して旅立った。これらの若い時期の旅行で見た貧困はのちの彼の作品に大いに影響を与え、彼の歌の多くが労働者階級が直面する状態に取材している。
ガスリーは生涯の社会主義者かつ労働組合活動家であり、デイリー・ワーカー紙、人民世界紙に常設コラム「ウディ・セズ」を執筆した。
ギターを弾くガスリー
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基本情報 | |
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出生名 | Woodrow Wilson Guthrie |
生誕 |
オクラホマ州オケマー |
1912年7月14日
死没 |
1967年10月3日 ニューヨーク州ニューヨーク |
(55歳)
ジャンル |
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職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 |
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活動期間 | 1930–1956 |
共同作業者 | アルマナック・シンガーズ |
著名使用楽器 | |
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反応