ジェームス・ジェマーソン
ジェームス・ジェマーソン(James Lee Jamerson、1936年1月29日 – 1983年8月2日)は、アメリカのベーシスト。アメリカ合衆国サウスカロライナ州チャールストン出身。
1960年代から70年代初頭における、モータウン黄金期のベーシストである。現代のポピュラー音楽において最も影響力のあるベーシストとして知られており、没後17年にあたる2000年にはロックの殿堂入りを果たしている。
サウスカロライナ州のエディストアイランドに生まれる。母親と共に移住したデトロイトでベリー・ゴーディと出会い、1959年にはベーシストとしてモータウンを中心に活動していた。同時期にはジョン・リー・フッカーやリフレクションズ、ウーゴ・モンテネグロやジョーン・バエズらのサポートも務めており、幅の広さを示している。
モータウン黄金期の代表曲として、シュープリームスの「恋はあせらず」、テンプテーションズの「マイ・ガール」「ザ・ウェイ・ユー・ドゥ・ザ・シングズ・ユー・ドゥ」、フォー・トップスの「バーナデット」、「アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ」、マーサ&ザ・ヴァンデラスの「ダンシング・イン・ザ・ストリート」、スモーキー・ロビンソン&ミラクルズの「ゴーイング・トゥ・ア・ゴーゴー」など、多数の曲でベースを演奏している。しかし、ジェマーソンの名がモータウンのレコードに初めてクレジットされたのは1971年の事だった。
基本情報 | |
---|---|
原語名 | James Jamerson |
生誕 | 1936年1月29日 |
死没 | 1983年8月2日(47歳没) |
ジャンル | R&B、ソウル、ファンク |
職業 | スタジオ・ミュージシャン |
担当楽器 | エレクトリック・ベース、アップライト・ベース |
活動期間 | 1958年 – 1983年 |
レーベル | モータウン |
共同作業者 | ファンク・ブラザーズ |
著名使用楽器 | |
1962 フェンダー・プレシジョンベース |
反応