トム・スコット (ミュージシャン)
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トム・スコット(Tom Scott 1948年5月19日-)はアメリカ合衆国ロサンゼルス出身の、ウェスト・コースト・ジャズ、フュージョンを代表するサックス奏者で作曲家、編曲家。10回以上グラミー賞にノミネートされており、3度受賞してもいる。
作曲家で編曲家のネイザン・スコットを父に、ピアニストの母を持つ。9歳の時ベニー・グッドマン等の影響でクラリネットを演奏し始める。12歳の時にスクール・バンドに入り、バリトン・サックスを担当、独学で作曲、編曲を学ぶ。伝説的なサックス奏者ジョン・コルトレーンに影響され自己スタイルを築く。1968年に初ソロ作“Honeysuckle Breeze”をインパルス!レコードより発表。1970年になるとボブ・シール(Bob Thiele)創立のフライング・ダッチマン(Flying Dutchman Records)に移籍。
1973年にL.A.エクスプレスを結成し、アルバム『Tom Scott and The L.A. Express』を発表。
1974年、ジョージ・ハリスンとジョニ・ミッチェルのツアーに参加。後者は『マイルズ・オブ・アイルズ』としてレコード化された。1975年にはポール・マッカートニーのシングル「あの娘におせっかい」の間奏でソロを取った。このようにジャズのみならず、ロックやポップスの分野にも範囲を広く持つ。この他ジャズ以外での分野では、ホイットニー・ヒューストン、バーブラ・ストライサンド、スティーリー・ダンやクインシー・ジョーンズ等と共演している。
基本情報 | |
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生誕 | 1948年5月19日(71歳) |
出身地 | アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス |
ジャンル | ウェストコースト・ジャズ、フュージョン |
担当楽器 | サックス |
反応