アラバマ (バンド)
アラバマ (Alabama) は、アメリカ合衆国のカントリー、サザン・ロック、ブルーグラスのバンド。1969年、アラバマ州フォート・ペインでランディ・オウエン(リード・ヴォーカル、リズム・ギター)、いとこのテディ・ジェントリー(ベース・ギター、バック・コーラス)により結成され、その後すぐに別のいとこジェフ・クック(リード・ギター、フィドル、キーボード)が加入した。当初「ワイルドカントリー」の名で活動し、1970年代、オリジナル曲を作曲してアメリカ合衆国南東部のバーを演奏してまわった。1977年、「アラバマ」に改名し、2枚のシングルで成功してRCAレコードと契約した。
1980年代、27曲が第1位を獲得し、7枚がマルチ・プラチナ・アルバムに認定され、数々の賞を受賞して大成功をおさめた。RCAからの最初のシングル『Tennessee River 』以降『Love in the First Degree 』(1981年)、『Mountain Music 』(1982年)、『Dixieland Delight 』(1983年)、『If You’re Gonna Play in Texas (You Gotta Have a Fiddle in the Band) 』(1984年)、『Song of the South 』(1987年)などが次々と第1位を獲得した。1990年代、人気は徐々に陰りを見せたが、それでもマルチ・プラチナに認定されるなどヒット曲を輩出し続けた。2006年、2枚のインスピレーション音楽アルバムおよびさよならコンサートを経て解散したが、2011年、再結成して現在も世界中でツアー公演を続けている。
伝統的なカントリー・ミュージックとサザン・ロックのブレンドにゴスペルやポップ・ミュージックの要素を加え、クロスオーバーにアピールして成功に繋がった。大規模なツアー公演を行ない、ロック・コンサートのような照明や舞台装置などを使用した。『ビルボード』誌のカントリー・チャートで30曲以上が第1位を獲得し、7,500万枚以上を売り上げ、売れた音楽家の一覧に名を連ねている。オールミュージックはアラバマをカントリー・バンドに分類し、「アラバマの成功をしのぐカントリー・グループは他にいない」と記した。また、カントリーに限らず全てのジャンルにおいてベストセラー・バンドの1つとされている。
2014年、アラバマ州モービルのベイフェストにて
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基本情報 | |
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別名 |
Young Country Wildcountry |
出身地 | アメリカ合衆国アラバマ州フォート・ペイン |
ジャンル |
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活動期間 |
1969年–2004年 2006年–2007年 2011年–現在 |
レーベル | GRT, MDJ, RCAレコード |
共同作業者 | チャーリー・ダニエルズ・バンド, エグザイル, ジミー・バフェット, マーシャル・タッカー・バンド, イーグルス, ハンク・ウイリアムズ・ジュニア, レーナード・スキナード, ベラミー・ブラザーズ, レストレス・ハート, ブラックホーク, マール・ハガード, アウトロウズ, トビー・キース, ドゥービー・ブラザーズ, ケニー・ロジャース, アール・トーマス・コンリー, クリント・ブラック |
公式サイト |
www |
メンバー |
ランディ・オウエン ジェフ・クック テディ・ジェントリー |
旧メンバー |
マーク・ハーンドン ジャッキー・オウエン リック・スコット ベネット・ヴァータニアン |
反応