イアン・カニング
イアン・カニング(Iain Canning, 1979年7月23日 – )は、イングランドの映画プロデューサーである。『英国王のスピーチ』(2010年)を製作したことによりアカデミー作品賞、英国アカデミー賞作品賞及び英国作品賞を獲得したことで知られる。2008年に製作パートナーのエミール・シャーマンと共にシーソー・フィルムズを設立した。
シーソー・フィルムズ設立以前には『ハンガー』と『コントロール』の製作総指揮を務めた。『ハンガー』はボビー・サンズの最後の1週間を描いたスティーヴ・マックイーンの長編映画デビュー作であり、マックイーンは第61回カンヌ国際映画祭でカメラ・ドール、第62回英国アカデミー賞でカール・フォアマン賞(第一回作品賞)を獲得した。一方『コントロール』はジョイ・ディヴィジョンの歌手のイアン・カーティスの物語であり、第60回カンヌ国際映画祭のカメラ・ドール(特別表彰)と第61回英国アカデミー賞のカール・フォアマン賞を獲得した。2008年にシーソーを設立するとカニングはトム・フーパー監督、コリン・ファース主演の『英国王のスピーチ』、ジム・ローチ監督の『オレンジと太陽』を製作した。
2011年には再びマックイーン監督と組んだ『SHAME -シェイム-』の撮影が完了し、英国ではモメンタム・ピクチャーズ、米国ではフォックス・サーチライト・ピクチャーズが配給権を獲得した。『SHAME -シェイム-』は2011年9月に第68回ヴェネツィア国際映画祭で上映され、主演のマイケル・ファスベンダーが男優賞を獲得した[10]。
カニングとシャーマンは『英国王のスピーチ』の成功により「MediaGuardian 100 2011」に名を連ねられ、「業界のビッグリーグ入りをした」と評された[11]。
トロントにて(2016年)。
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生年月日 | 1979年7月23日(40歳) | ||||||||||
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出生地 | イングランド ブリストル | ||||||||||
職業 | 映画プロデューサー | ||||||||||
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反応