エーリヒ・レーダー

エーリヒ・レーダー

エーリヒ・ヨーハン・アルベルト・レーダー(Erich Johann Albert Raeder、1876年4月24日 – 1960年11月6日)は、ドイツの海軍軍人。第一次世界大戦ではユトランド沖海戦など主要な作戦に参加、戦間期には海軍の建て直しに尽力、第二次世界大戦では海軍総司令官としてドイツ海軍を指揮した。騎士鉄十字章受章。最終階級は海軍元帥。

1876年4月24日、レーダーはハンブルクのヴァンツベック(de:Hamburg-Wandsbek)で学校長の息子として生まれた。1894年4月、海軍兵学校に入校。練習船「シュトシュ(Stosch)」 、次いで「グナイゼナウ(Gneisenau)」 で基礎訓練を積んだ後、1897年10月25日海軍少尉 に任官。1900年4月9日、海軍中尉に昇進。1903年10月1日、海軍大学に入校。1905年3月21日、海軍大尉に昇進。

1906年4月1日、レーダーは海軍本部 (Reichsmarineamt) の通信部門に異動した。1908年から海上勤務に戻り、装甲巡洋艦ローン級「ヨルク (York) 」の航海長を務める。1910年9月15日、皇帝ヴィルヘルム2世の御召ヨット 「ホーエンツォレルン」へ異動。同在任中1911年4月15日、海軍少佐に昇進。1912年10月1日、大洋艦隊 (Hochseeflotte) の偵察艦隊(巡洋戦艦隊)司令官フランツ・フォン・ヒッパーの参謀長に就任した。

1940年
生誕 1876年4月24日
ドイツ帝国
自由ハンザ都市ハンブルク
死没 (1960-11-06) 1960年11月6日(84歳没)
西ドイツ
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州 キール
所属組織 ドイツ帝国海軍
ヴァイマル共和国海軍(Reichsmarine)
ナチス・ドイツ海軍
最終階級 海軍元帥
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