オット・オルソン

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オット・オルソン(Otto Olsson, 1879年12月19日 – 1964年9月1日)はスウェーデンの作曲家。生前はパイプオルガンのヴィルトゥオーゾとして著名であった。

オルガンをストックホルム音楽院で学んだ後、そこの和声法およびオルガン演奏の教授に就任した。対位法を背景とした、フランス・オルガン楽派に近しい作風を採り、後期ロマン派音楽の伝統を踏まえた作品を創った。古楽に興味を示して、グレゴリオ聖歌を《グレゴリオの旋律(Gregorianska melodier)》に用いた。当時としては珍しく、複調性を探求するなど進歩主義的な一面も見られた。多くのオルガン曲のほかに、器楽曲や合唱曲があり、最も有名な作品に、弦楽オーケストラとハープ、オルガンを伴奏とした合唱曲の大作《テ・デウム》がある。

基本情報
生誕 1879年12月19日
出身地 スウェーデン
死没 (1964-09-01) 1964年9月1日(84歳没)
ジャンル ロマン派
職業 オルガニスト
作曲家
担当楽器 パイプオルガン

反応