カルロス・ロイテマン
カルロス・アルベルト・ロイテマン(Carlos Alberto Reutemann, 1942年4月12日 – )は、アルゼンチン出身の元F1ドライバー、政治家。
祖父はスイス系、母親はイタリア系。1972年、前年F2のチャンピオンを取ったブラバムからF1にステップアップ。レースデビューは29歳であり、デビューの遅いドライバーである。
インディ500のみ出走ドライバーを除くとF1世界選手権史上4人しかいない、「F1デビュー戦でポールポジション」という鮮烈なデビューを飾る。残りの3人はジュゼッペ・ファリーナとマリオ・アンドレッティとジャック・ヴィルヌーヴであるが、ファリーナは戦前から第一線のドライバーとして活躍しており、たまたまF1世界選手権最初のレースになった1950年イギリスGPでポールポジションを獲得したもので、アンドレッティは既にアメリカのインディで活躍していて、ヴィルヌーヴはデビュー前年にアメリカのトップフォーミュラであるCARTにてシリーズチャンピオン、ともに当時最高のチームから参戦したのに対し、ロイテマンが所属したブラバムは当時ポイント獲得にも四苦八苦するようなチームであり、同じような記録でありながらその印象は他の3人と比較してもとくに際立っている。
カルロス・ロイテマン | |
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ウィリアムズF1時代(1981年)
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基本情報 | |
フルネーム | カルロス・アルベルト・ロイテマン |
国籍 | アルゼンチン |
出身地 | サンタフェ |
生年月日 | 1942年4月12日(77歳) |
F1での経歴 | |
活動時期 | 1972-1982 |
所属チーム |
’72-’76 ブラバム ’77-’78 フェラーリ ’79 ロータス ’80-’82 ウィリアムズ |
出走回数 | 146 |
タイトル | 0 |
優勝回数 | 12 |
表彰台(3位以内)回数 | 45 |
通算獲得ポイント | 310 |
ポールポジション | 6 |
ファステストラップ | 5 |
初戦 | 1972年アルゼンチンGP |
初勝利 | 1974年南アフリカGP |
最終勝利 | 1981年ベルギーGP |
最終戦 | 1982年ブラジルGP |
反応