シルヴィア・シドニー
シルヴィア・シドニー(Sylvia Sidney、本名:Sophia Kosow、1910年8月8日 – 1999年7月1日)は、アメリカ合衆国ニューヨーク市出身の俳優。
サイレント映画時代から70年以上のキャリアを誇るシルヴィアは、ロシア生まれの父とルーマニア生まれの母のもと、ニューヨークのブロンクスに生まれる。幼少期は両親も手を焼くほどの恥ずかしがり屋だったが、次第に舞台女優への憧れを抱き始める。後に演劇学校へ進学し、ブロードウェイで舞台女優として活躍し始める。
1929年に『疑惑晴れて』で本格的に映画デビューを果たす。その後はフリッツ・ラングやアルフレッド・ヒッチコックなどといった巨匠監督の映画に続々出演。特にラングからは重要視されていたようで、何本かの主要作品に出演している。1973年にはアカデミー賞へノミネートされ、その演技を高く評価される。また、作家としての才能も発揮し、70年代に本を出版している。晩年はティム・バートンなどの映画に出演し、年を重ねてもその健在ぶりを発揮した。
The Wagons Roll at Night(1941)
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本名 | Sophia Kosow |
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生年月日 | 1910年8月8日 |
没年月日 | 1999年7月1日(88歳没) |
出生地 | アメリカ合衆国 ニューヨークブロンクス区 |
死没地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク |
ジャンル |
女優 作家 |
活動期間 | 1910年 – 1999年 |
配偶者 |
ルーサー・アドラー (1938年 – 1946年) Carlton Alsop (1947年 – 1951年) |
主な作品 | |
『疑惑晴れて』 『女学生日記』 『市街』 『暗黒街の弾痕』 『ビートルジュース』 『マーズ・アタック!』 |
反応