ジェイムズ・コットン
ジェイムズ・コットン(James Cotton、1935年7月1日 – 2017年3月16日)は、米国のブルース・ハーモニカ奏者、シンガー。マディ・ウォーターズのバンドのハーモニカ奏者として頭角を現し、その後ソロ・アーティストとして活躍している。1990年代半ばに喉頭ガンを患い歌うことが出来なくなったが、以降もバンドにヴォーカリストを迎えて精力的に活動を続けていた。
1935年、ミシシッピ州チュニカに生まれた。少年時代にラジオ局KFFAの名物番組キング・ビスケット・タイムでサニー・ボーイ・ウィリアムソンIIの演奏を聴き、音楽に関心を持つようになった。9歳のとき、コットンはウィリアムソンに会いにKFFAのあったアーカンソー州ヘレナに向かう。彼に実際に手ほどきを受け、腕を磨いた。
その後コットンは拠点をメンフィスに移し、1950年頃にはウィリー・ニックス、ジョー・ウィリー・ウィルキンズといったミュージシャンたちとプレイを重ね音楽活動を本格化する。続いてハウリン・ウルフのバンドに参加した。1953年には、サム・フィリップスの目に留まり、サン・レコードへソロ・アーティストとして初のレコーディング。シングル2枚をリリースした。
1955年頃、シカゴに移住する。1957年、マディ・ウォーターズのバンドにリトル・ウォルターの後任として正式参加。彼のバンドにまだ在籍していた1965年、自らバンドを結成し、サミュエル・チャーターズのプロデュースのコンピレーションChicago/The Blues/Today!のレコーディングに参加。同シリーズのVolume 2のLPに彼の曲5曲が収録された。
ジェイムズ・コットン (2008年)
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基本情報 | |
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生誕 |
米国ミシシッピ州チュニカ |
1935年7月1日
死没 | 2017年3月16日(81歳没) |
ジャンル | ブルース |
職業 | ミュージシャン |
担当楽器 | ハーモニカ |
活動期間 | 1953年 – 2017年 |
レーベル |
ヴァンガード・レコード ヴァーヴ・レコード キャピトル・レコード ブッダ・レコード アリゲーター・レコード ブラインド・ピッグ・レコード テラーク・インターナショナル |
共同作業者 |
マディ・ウォーターズ ハウリン・ウルフ ジョニー・ウィンター マット・マーフィー |
公式サイト | 公式サイト |
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