ジュリー・クワン
ジュリー・クワン(Julie Coin, 1982年12月2日 – )は、フランス・アミアン出身の女子プロテニス選手。2009年のジャパン・オープン女子シングルス優勝者になった選手である。WTAツアー大会では、シングルス・ダブルスともに優勝はない。自己最高ランキングはシングルス60位、ダブルス49位。身長172cm、体重65kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
クワンは少女時代にアメリ・モレスモと同じクラブでテニスを習っていたが、アメリカ・サウスカロライナ州にあるクレムゾン大学に入学し、大学で数学の学位を取得した。2002年から2005年まで大学の学生テニス選手として活動したことから、彼女のプロテニスツアーでの経歴開始はかなり遅い。クワンが世界的な知名度を獲得したのは、2008年全米オープンの女子シングルス3回戦進出だった。それまでツアー成績が良くなかったことから、彼女は2008年度を最後にプロテニス界から撤退しようかと考えたという(女子ツアー公式プロフィールによる)。この全米オープンで、彼女は予選3試合を勝ち上がり、初めて4大大会のシングルス本戦出場権を得た。2回戦で当年度の全仏オープン優勝者、第1シードのアナ・イバノビッチ(セルビア)を 6-3, 4-6, 6-3 で破る大番狂わせを起こし、クワンは25歳にして一躍有名になった。続く3回戦では、かつて同じクラブの練習仲間であったモレスモに 4-6, 4-6 のストレートで敗退した。
2009年度の彼女は、ウィンブルドンを除く3大会で2回戦に進出した。10月第2週の楽天ジャパン・オープンで、クワンは第1シードとして出場し、決勝でオリガ・サブチュク(ウクライナ)を 7-6(8-6), 4-6, 7-6(8-6) で破って初優勝を決めた。ジャパン・オープンの女子部門は、2009年よりWTAツアーから降格され、ITF下部レベルのサーキット大会になった。したがって、これはクワンのITFサーキット大会シングルス7勝目になるものの、WTAツアー初優勝ではない。
クワンは2010年に初めて女子国別対抗戦フェドカップの代表に選ばれた。アメリカとの1回戦で、メラニー・ウダンに 6-7(3), 4-6 で敗れフランスチームも1勝4敗で敗れたが、ドイツとの入れ替え戦では2勝2敗で迎えた最終戦のダブルスにアリーゼ・コルネとのペアで出場し、アンドレア・ペトコビッチ&クリスティナ・バロイス組に 6-3, 6-1 で勝利して残留を決めた。2011年のロシアとの1回戦は2勝2敗で迎えたダブルスにコルネと組んで再び出場したが、スベトラーナ・クズネツォワ&アナスタシア・パブリュチェンコワ組に 6-7(4), 0-6 で敗れ、フランスは2勝3敗で敗退した。
ジュリー・クワン
|
|
基本情報 | |
---|---|
国籍 | フランス |
出身地 | 同・アミアン |
生年月日 | 1982年12月2日(36歳) |
身長 | 172cm |
体重 | 65kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
ツアー経歴 | |
デビュー年 | 1999年 |
引退年 | 2015年 |
ツアー通算 | 0勝 |
シングルス | 0勝 |
ダブルス | 0勝 |
生涯通算成績 | 532勝394敗 |
シングルス | 362勝269敗 |
ダブルス | 170勝125敗 |
生涯獲得賞金 | $815,962 |
4大大会最高成績・シングルス | |
全豪 | 2回戦(2009・10) |
全仏 | 2回戦(2009) |
全英 | 1回戦(2009・10) |
全米 | 3回戦(2008) |
4大大会最高成績・ダブルス | |
全豪 | 2回戦(2010) |
全仏 | 3回戦(2014) |
全英 | 1回戦(2009・10) |
全米 | 2回戦(2009) |
キャリア自己最高ランキング | |
シングルス | 60位(2009年7月27日) |
ダブルス | 49位(2010年4月19日) |
反応