セルヒオ・マルチネス
セルヒオ・ガブリエル・マルチネス(Sergio Gabriel Martinez、男性、1975年2月21日 – )は、アルゼンチンのプロボクサー。ブエノスアイレス州アベジャネーダ出身。現在はスペインへ移住、マドリードに住居を構えている。元WBC世界スーパーウェルター級王者。元WBC・WBO世界ミドル級統一王者。Maravilla(マラビージャ、驚異の男)」の異名を持つ。豊かなスピードに乗せて、サウスポーでは珍しくスピーディなジャブを主武器に、顔面へのパンチが多くボディへの攻撃はほとんどしないが、逆ワンツーなどの高度なテクニックを織り交ぜてダウンを奪う天才肌のボクサーである。プロモーターはディベラ・エンターテイメントに所属。自身のプロモーション、マラビージャボックスも主催している。WBCダイヤモンド王座の防衛戦を行った唯一の人物であり、WBCダイヤモンド王座保持者としてWBC正規王者と対戦した初めての人物である。
ミドル級に階級を上げてからは普段の体重が90キロ近くあると言われており、約2か月で17~18キロの減量後、試合前日の計量後に80キロ前後まで体重を増やして試合に臨むことが多い。
2009年5月21日 – 2010年6月17日(返上)
2010年4月17日 – 2011年1月18日(名誉王座認定)
2010年4月17日 – 2010年6月1日(剥奪)
2012年9月15日 – 2014年6月7日
父親は建設作業員や板金工として働いていたが、家庭が貧しかったことでマルチネスは周囲の子供達からいじめられていた。ボクシングを始める前は自転車とサッカーの選手であった、しかし1995年5月2日20歳の時にボクシングへの転向を決め、元ボクサーであった叔父のトレーニングを受け始めて5週間後には試合に出場した。ボクシングでオリンピック代表になることを目指していたが1996年8月に左手を骨折、手術を受けボクシングから1年間離れることになる。この期間にオリンピックを目指すには年を取り過ぎていると考えたマルチネスは1997年12月にプロへ転向することを決めた。アマチュアボクシングの戦績は39勝2敗であった。
2010年11月、ボードウォーク・ホールにて
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基本情報 | |
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本名 | セルヒオ・ガブリエル・マルチネス |
通称 | Maravilla(驚異の男) |
階級 | ミドル級 |
身長 | 178cm |
リーチ | 191cm |
国籍 | アルゼンチン |
誕生日 | 1975年2月21日(44歳) |
出身地 | ブエノスアイレス州アベジャネーダ |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 56 |
勝ち | 51 |
KO勝ち | 28 |
敗け | 3 |
引き分け | 2 |
反応