ダイナマイト・キッド

ダイナマイト・キッド

ザ・ダイナマイト・キッド(The Dynamite Kid、本名:Thomas Billington、1958年12月5日 – 2018年12月5日)は、イギリス出身のプロレスラー。日本ではリングネームをそのまま直訳し「爆弾小僧」などの異名を持った。

英国マットを経てカナダのカルガリーで頭角を現し、1980年代後半はWWFでも活躍。日本マットにおいてはタイガーマスクと抗争を展開し、「肉体の表面張力の限界」とまで言われた鍛え抜かれた筋肉を備え人気を博した。

過剰なまでの受身で対戦相手の攻撃を引き出す一方で、スピーディかつ直線的、自らの危険すら顧みない妥協なき攻撃スタイルから「剃刀戦士(カミソリ・ファイター)」とも形容された。このスタイルは後世のレスラーらにも多大な影響を与え、彼を目標に掲げるレスラーは今なお多い

元プロレスラーのテッド・ベトレーに師事し、彼の紹介でビリー・ライレー・ジムにも出稽古に行くなどしてシュート・レスリングを学び、1975年に17歳でデビュー。ビッグ・ダディらクラブトリー3兄弟の主宰するジョイント・プロモーションズを活動拠点に、1977年はローラーボール・マーク・ロコと抗争、1978年1月25日にはジム・ブリークスからブリティッシュ・ウェルター級王座を奪取した。同年4月にカナダのカルガリーへ渡り、スチュ・ハートのスタンピード・レスリングに定着、7月に英連邦ミッドヘビー級王座の初代王者に認定されている。以降ブレット・ハートと同王座を争い、元NWA世界ジュニアヘビー級王者のネルソン・ロイヤルとも対戦した[10]

プロフィール
リングネーム ダイナマイト・キッド
トミー・ビリントン
本名 トーマス・ビリントン
(トム・ビリントン)
ニックネーム 爆弾小僧
爆弾貴公子
剃刀戦士
ブリティッシュ・ブルドッグ
身長 173cm – 180cm
体重 98kg – 103kg
誕生日 (1958-12-05) 1958年12月5日
死亡日 (2018-12-05) 2018年12月5日(60歳没)
出身地 イギリス
イングランド
ランカシャー州ゴルボーン
トレーナー テッド・ベトレー
デビュー 1975年
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