ダスティン・ランス・ブラック
ダスティン・ランス・ブラック(Dustin Lance Black、1974年6月10日 – )は、アメリカ合衆国の脚本家、映画監督、テレビプロデューサー、LGBT活動家。テレビドラマ『ビッグ・ラブ』で全米脚本家組合賞を二度受賞したほか、2008年の映画『ミルク』でアカデミー脚本賞を受賞している。
カリフォルニア州サクラメントに生まれ、テキサス州サンアントニオのモルモン教の家庭に育つ。後に母親の再婚に伴ってカリフォルニア州サリナスに引っ越した。父親はモルモン教の宣教師で、ブラックの母は彼に洗礼を受けた。
モルモン教文化と軍事基地に囲まれて育ったために、ブラックは自身のセクシュアリティに悩んだ。6、7歳で近所の少年に慕情を感じたときには、「自分は地獄に行くんだ。もしそれを認めてしまえば、ひどく傷つくことになるだろう」と自分に言い聞かせた。セクシュアリティに対する確信によりブラックは内気になり、自殺を考えることもあった。初めてカミングアウトをしたのは、大学4年のときだった。
ノース・サリナス高校に在学中、サリナスやモントレーでザ・ウェスターン・ステージの舞台に立った。カリフォルニア大学ロサンゼルス校の演劇映画テレビ学部に進み、舞台演出の訓練を受けながら俳優や照明の仕事を得た。1996年、優等賞を得て学部を卒業した。
2009年2月22日、第81回アカデミー賞授賞式にて。
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生年月日 | 1974年6月10日(45歳) | ||||||
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出生地 | カリフォルニア州サクラメント | ||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||
職業 | 脚本家、映画監督、テレビプロデューサー | ||||||
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反応