ダーフィット・ラマ
ダーフィット・ラマ (David Lama, ネパール語-डेभिड लामा, 1990年8月4日 – 2019年4月17日) はオーストリアのクライマー、登山家である。IFSCクライミング・ヨーロッパ選手権において、2006年にリード競技、2007年にはボルダリング競技で優勝した。パタゴニア セロ・トーレ南東稜のコンプレッサー・ルートのフリークライミングによる初登攀でも知られる。Davidを英語式に発音して、デビッド・ラマと表記されることもある。
ネパールでガイドとして働いていた父親とオーストリアで看護師として働いていた母親の元に生まれた。5歳のときに、ピーター・ハーベラーが主宰していたクライミングキャンプにおいて、ハーベラーにクライミングの才能を見出された。クライミング競技チームのメンバーとなり、15歳でワールドカップに出場し、そのシーズン中にリード競技、ボルダリング競技で勝利をあげた。2011年以降は競技会からは身を引き、アルパイン・クライミングに活動の場を移した。2009年からパタゴニア セロ・トーレ南東稜のコンプレッサー・ルートのフリー化に挑み、2012年に成功した。2013年、このフリー化に対して、ピオレドール賞の特別賞を受賞した。また、ナショナル・ジオグラフィックの2013年アドベンチャーズ・オブ・ザ・イヤーのクライマー部門にも選出された。しかし、2009年の最初のトライにおいて彼に同行したレッドブルの撮影クルーがルート上に約60本のボルトを新たに設置したことが強い批判を浴びた。
2018年11月、ヒマラヤ山脈のルナグリへの単独登頂に成功。この山への登頂は世界初とされる。ラマはこれまで3回ルナグリ登頂に挑んでおり、4回目での偉業達成となった。
個人情報 | ||||||||||||||||||||||
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国籍 | オーストリア | |||||||||||||||||||||
生誕 |
オーストリア インスブルック |
1990年8月4日|||||||||||||||||||||
死没 |
2019年4月17日 カナダワプティク連山ハウス・ピーク |
(28歳)|||||||||||||||||||||
公式サイト |
www |
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登頂歴 | ||||||||||||||||||||||
登頂方法 |
スポーツクライミング ボルダリング アルパイン・クライミング |
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最高記録 |
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著名な実績 | セロ・トーレ コンプレッサー・ルートのフリー化 | |||||||||||||||||||||
獲得メダル
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