ニコール・キッドマン

ニコール・メアリー・キッドマン(英語: Nicole Mary Kidman, AC, 1967年6月20日 – )は、アメリカ合衆国ハワイ州出身のオーストラリアの女優、映画プロデューサーである。

2002年の『めぐりあう時間たち』でオーストラリア人女優として初めてアカデミー主演女優賞を受賞している。これまでに4度アカデミー賞にノミネート歴があり、ゴールデングローブ賞には14度ノミネートされ、うち5度受賞している。テレビドラマでは、エミー賞に3度ノミネート経験があり、うち2度受賞している。女優としての功績と人道支援活動が評価され、2006年にオーストラリア国民の最高の栄誉である、勲章「Companion of the Order of Australia(AC)」を受勲^[10]。1994年よりユニセフの親善大使、2006年から2010年までは国際連合婦人開発基金の親善大使も務めていた^[15]。

アメリカ系オーストラリア人の両親のもとにハワイ州ホノルルで生まれたため、アメリカ合衆国とオーストラリアの二重国籍である。4歳でオーストラリア・シドニーに戻った。3歳下の妹にアントニアがおり、アントニアはオーストラリアでテレビ番組のプレゼンターをしている。

2017年

本名

Nicole Mary Kidman

生年月日

1967年6月20日(52歳)

出生地

アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル

国籍

オーストラリア
アメリカ合衆国(二重国籍)

職業

女優、映画プロデューサー

ジャンル

映画、テレビドラマ、舞台

活動期間

1983年 –

活動内容

1983年:映画初出演
2001年:アカデミー主演女優賞ノミネート
2002年:アカデミー主演女優賞受賞
2010年:アカデミー主演女優賞ノミネート
2012年:エミー賞ノミネート
2016年:アカデミー助演女優賞ノミネート
2017年:エミー賞受賞

配偶者

トム・クルーズ(1990年 – 2001年)
キース・アーバン(2006年 – )

主な作品

映画
『バットマンフォーエヴァー』『誘う女』
『アイズ・ワイド・シャット』
『ムーラン・ルージュ』『アザーズ』
『めぐりあう時間たち』『ドッグヴィル』
『コールドマウンテン』『奥さまは魔女』
『ライラの冒険黄金の羅針盤』
『オーストラリア』『NINE』
『ラビット・ホール』『パディントン』
『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』
『アクアマン』

テレビドラマ
『私が愛したヘミングウェイ』
『ビッグ・リトル・ライズ』
『トップ・オブ・ザ・レイク〜チャイナガール』

舞台
『Photograph 51』

アカデミー賞
主演女優賞 2002年『めぐりあう時間たち』
カンヌ国際映画祭
第70回記念名誉賞 2017年
ベルリン国際映画祭
銀熊賞 2003年『めぐりあう時間たち』
放送映画批評家協会賞
主演女優賞 1995年『誘う女』作品賞(リミテッドシリーズ部門) 2017年『ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜』主演女優賞(テレビ映画・リミテッドシリーズ部門) 2017年『ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜』
MTVムービー・アワード
女性演技賞 2001年『ムーラン・ルージュ』音楽シーン賞 2001年『ムーラン・ルージュ』音楽シーン賞(デュエットシーン) 2001年『ムーラン・ルージュ』
AFI賞
作品賞(テレビ部門) 2017年『ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜』アメリカ映画主題歌ベスト100(第85位) 2004年『”Come What May”』
英国アカデミー賞
主演女優賞 2002年『めぐりあう時間たち』
エミー賞
作品賞(リミテッドシリーズ部門) 2017年『ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜』主演女優賞(リミテッドシリーズ・テレビ映画部門) 2017年『ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜』
ゴールデングローブ賞
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門) 1995年『誘う女』 2001年『ムーラン・ルージュ』主演女優賞(ドラマ部門) 2002年『めぐりあう時間たち』作品賞(リミテッドシリーズ・テレビ映画部門) 2017年『ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜』主演女優賞(リミテッドシリーズ・テレビ映画部門) 2017年『ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜』
ゴールデンラズベリー賞
スクリーンコンボ賞 2005年『奥さまは魔女』
全米映画俳優組合賞
女優賞(テレビ映画・リミテッドシリーズ部門) 2017年『ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜』
その他の賞
ハリウッド映画賞主演女優賞 2001年『ムーラン・ルージュ』『アザーズ』 2002年『バースデイ・ガール』助演女優賞 2016年『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』功労賞 2018年『Destroyer』『ある少年の告白』ロンドン・イブニング・スタンダード・シアター・アワード最優秀女優賞 2015年『Photograph 51』オーストラリア映画協会賞助演女優賞 2017年『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』 2018年『ある少年の告白』助演女優賞(国際部門) 2016年『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』 2019年『ある少年の告白』主演女優賞(ミニシリーズ部門) 1985年『陽のあたる街角』助演女優賞(ドラマシリーズ部門) 2017年『トップ・オブ・ザ・レイク〜チャイナガール』

備考

Companion of the Order of Australia(AC)^[10]
ユニセフ親善大使
国際連合婦人開発基金親善大使^[11]
ハリウッド名声の歩道^[12]
世界で最も影響力のある100人(2018年)^[13]

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