フェリックス・トリニダード
フェリックス・トリニダード(Félix Trinidad、1973年1月10日 – )は、プエルトリコのプロボクサー。サン・フアン出身。ウェルター級、スーパーウェルター級、ミドル級の3階級を制覇し、1990年代を通して最強の中量級ボクサーとの呼び声も高かった。ニックネームは「TITO(ティート)」。長いリーチから繰り出される鋭い右ストレートと左フックでKOの山を量産し、一時代を築いたプエルトリコを代表するボクサーの一人でもある。打たれ脆いが常に前進し、ダウンを奪い返して逆転勝利するというスリリングな試合にはファンも多い。トレーナーは父のフェリックス・トリニダード・シニア。
1993年6月19日 – 2000年3月10日(返上)
1999年9月18日 – 2000年(返上)
2000年3月6日 – 2001年4月
2000年12月2日 – 2001年5月12日(返上)
2001年5月12日 – 2001年9月29日
1990年3月10日、母国プエルトリコで17歳という若さでプロデビュー戦を行い、2回TKO勝利を収めた。
その後は2年かけてキャリアを積み、連勝街道を突き進み19連勝(16KO)と勢いに乗ったまま20戦目にして世界初挑戦となる。タイトルマッチはなくノンタイトル戦のみだが13戦目に後の世界王者ジェイク・ロドリゲスを破り16戦目には元南米王者でフリオ・セサール・チャベスの世界王座に挑んだ経験もあり50戦以上のキャリアを誇る、アルベルト・デ・ラス・メルセデス・コルテスと対戦、2回にダウンを奪われたが3回2分53秒大逆転TKO勝ちを収めた。なおトリニダードはコルテスとの試合が世界初挑戦までの試合で一番危ない試合だったと振り返っている。
基本情報 | |
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本名 | フェリックス・ファン・トリニダード・ガルシア |
通称 | Tito |
階級 | ウェルター級 |
身長 | 180cm |
リーチ | 188cm |
国籍 | プエルトリコ |
誕生日 | 1973年1月10日(46歳) |
出身地 | サン・フアン市 |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 45 |
勝ち | 42 |
KO勝ち | 35 |
敗け | 3 |
反応