フランク・マルタン
フランク・マルタン(Frank Martin、1890年9月15日 – 1974年11月21日)は、フランス語系スイス人のプロテスタントの作曲家。オランダでも活動した。息子のクリスティアン・フェヒティンクは指揮者。
フランク・マルタンはプロテスタントの牧師シャルル・マルタンの子としてジュネーヴで生まれた。10人きょうだいの末っ子。就学前よりピアノを弾き、即興演奏をたしなむほどの早熟ぶりであった。9歳のとき、まだ正規に和声法や歌曲形式を学ばずに歌曲を作曲するが、いずれも有節歌曲であった。12歳のときにバッハのマタイ受難曲の演奏に接して強い感銘を受け、バッハを精神的な師として仰ぐようになる。
2年間ジュネーヴ大学で数学と物理学を学ぶかたわら、作曲とピアノをヨーゼフ・ラウバーに師事。1918年から1926年までチューリヒやローマ、パリを転々と過ごした。この頃の作品は、独自の音楽語法の探究であり、まだフランクやダンディ、ラヴェルの影響下にあった。
1959年
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基本情報 | |
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生誕 | 1890年9月15日 |
出身地 | スイスジュネーヴ |
死没 | 1974年11月21日(84歳没) |
学歴 | ジュネーヴ大学 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 作曲家 |
反応