ブレッカー・ブラザーズ
ブレッカー・ブラザーズ(Brecker Brothers)は、ランディ・ブレッカー(トランペット・フリューゲルホルン)とマイケル・ブレッカー(サックス・フルート・EWI)の兄弟を中心に結成されたクロスオーバー/ジャズ・フュージョン・バンド。グラミー賞受賞の経歴を持つ。
兄弟そろってセッション・ミュージシャンとしても活動しており、1973年に参加したトッド・ラングレンの「ハロー・イッツ・ミー」はビルボードチャート5位を記録した。フュージョン・シーン以外では、エアロスミスの『飛べ!エアロスミス』、パーラメントの『マザーシップ・コネクション』及び『ザ・クローンズ・オブ・ドクター・ファンケンシュタイン』、フランク・ザッパの『ザッパ・イン・ニューヨーク』、日本国内ではカシオペアのアルバムや、深町純のアルバムなどに参加している。
1977年にはブレッカー・ブラザーズとして初来日(深町純 with ブレッカー・ブラザーズの帯で『トライアングル・セッション』としてリリース)。1978年にはデイヴィッド・サンボーンも参加したニューヨーク・オールスターズへの参加で再来日。以後SMAP、今田勝のアルバム等数多くのレコーディングやセッション、ライブに参加している。
1975年にアリスタ・レコードからセルフ・タイトルのアルバムでデビュー。当初はデイヴィッド・サンボーンをアルトサックスに加えた3ホーン編成であったが、2枚目のアルバムを最後にサンボーンが脱退。1978年にはフランク・ザッパ・バンドで共演したテリー・ボジオをドラムに迎えて傑作ライブ・アルバム『ヘヴィ・メタル・ビ・バップ』(1曲目の「East River」のみスタジオレコーディング)をリリースして一躍グループ名を浸透させた。彼等の代表曲「Some Skunk Funk」はランディ、マイケルそれぞれのソロ・ライブでも演奏されている。
左からランディ・ブレッカー、マイケル・ブレッカー、マイク・スターン(1992年)
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基本情報 | |
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出身地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク |
ジャンル |
フュージョン ジャズ・ファンク |
活動期間 | 1974年~2007年 |
レーベル |
アリスタ BMG GRP Novus |
共同作業者 |
ホレス・シルヴァー ドリームス プレイヤーズ・アソシエーション フランク・ザッパ |
旧メンバー |
ランディ・ブレッカー マイケル・ブレッカー |
反応