プレーク・ピブーンソンクラーム
プレーク・ピブーンソンクラーム(英:Luang Pibulsonggram、タイ語แปลก พิบูลสงคราม 1897年7月14日 – 1964年6月11日)は、タイの政治家である。首相を2度務めた。立憲革命時代から第二次世界大戦をまたいでタイの政治に大きな影響力を持ち続け、永年宰相というあだ名までつけられた。
日本においては、単にピブン、ピブーンなどと表記されているがこれはあくまで名字の一部であり、単なる便宜上の略称である。本人は ป.พิบูลสงคราม (P.Pibulsonggram)と署名することが多かったという。旧姓はキータサンカ (ขีตตะสังคะ) 、当初の仕官名はルワン・ピブーンソンクラーム。
ピブーンソンクラームの名前はもともと、プレークのみであったが、後に名字キータサンカが加わった。仕官後はルワン・ピブーンソンクラームという名前が下賜されたが、後にこれを返上し、ピブーンソンクラーム(官名)を1941年から名字(姓)にして、本名のプレークとつなげてプレーク・ピブーンソンクラームと名乗った。ちなみにタイにおいては階級(軍隊も含む)は国王から剥奪されない限り名乗ることが出来たため、階級が付いた名前が正式名称となる。つまり、プレーク・ピブーンソンクラーム元帥が正式名称である。
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生年月日 | 1897年7月14日 |
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出生地 | シャム、ノンタブリー県 |
没年月日 | 1964年6月11日(66歳没) |
死没地 | 日本、神奈川県相模原市 |
所属政党 |
人民党 自由マナンカシラー党 |
サイン | |
第3代首相
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内閣 |
第1次ピブーン内閣 第2次ピブーン内閣 |
在任期間 | 1938年12月16日 – 1944年8月1日 |
国王 | ラーマ8世 |
第11代首相
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内閣 |
第3次ピブーン内閣 第4次ピブーン内閣 第5次ピブーン内閣 第6次ピブーン内閣 第7次ピブーン内閣 第8次ピブーン内閣 |
在任期間 | 1948年4月8日 – 1957年9月16日 |
国王 | ラーマ9世 |
反応