マーカス・グロンホルム
マーカス・ウルフ・ヨハン・グロンホルム(典: Marcus Ulf Johan Grönholm, 1968年2月5日 – )は、フィンランド・インクー出身のラリードライバー。スウェーデン語系フィンランド人である。2000年、2002年の世界ラリー選手権(WRC)王者であり、WRC歴代3位の30勝を記録した。
父ウルフ・グロンホルムはフィンランド・ラリー選手権で2度のチャンピオンとなったが、1981年、マーカス13歳の時テスト中に事故死した。父の影響でラリーに興味を持つが、当初はモトクロスの選手だった。しかし足を痛めたことでラリーに転向。1987年にキャリアを始め、フィンランド国内選手権やスポット参戦でキャリアを積み、1990年の地元1000湖にはワークス放出のトヨタ・セリカ (ST165) で出場した。これを機にトヨタとの関係が始まり、1994年の1000湖ではST185セリカで5位を獲得した。
その後もトヨタ・カストロール・チームやグリフォーネといったトヨタ系プライベートチームや、三菱、セアトでの助っ人参戦などでWRCにスポット参戦を続けたが、プライベートチーム故のテスト不足や経験不足から、思うような結果が出せず、同世代のコリン・マクレーやカルロス・サインツ、トミ・マキネンらとは対照的に不遇の時期を送る。しかしフィンランド国内選手権では当時最強を誇り、1994、1996、1997、1998年の4回チャンピオンとなっている。
マーカス・グロンホルム | |
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2014年
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基本情報 | |
国籍 | フィンランド |
生年月日 | 1968年2月5日(51歳) |
WRCでの経歴 | |
活動時期 | 1989年 – 2007年,2009年 |
所属チーム | トヨタ、プジョー、フォード |
出走回数 | 150 |
チャンピオン回数 | 2 (2000年, 2002年) |
優勝回数 | 30 |
表彰台回数 | 60 |
ステージ勝利数 | 540 |
通算獲得ポイント | 615 |
初戦 | 1989 1000湖ラリー |
初勝利 | 2000 スウェディッシュラリー |
最終勝利 | 2007 ラリー・ニュージーランド |
最終戦 | 2010 ラリー・スウェーデン |
反応