ミハイル・ゴルバチョフ

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ミハイル・セルゲーエヴィチ・ゴルバチョフ(ロシア語: Михаил Сергеевич Горбачёв(ミハイール・スィルギェーイェヴィチュ・ガルバチョーフ)、ラテン文字表記:Mikhail Sergeevich Gorbachev、1931年3月2日 – )は、ソビエト連邦及びロシア連邦の政治家で、ソ連最後の最高指導者。歴代最高指導者のうち、1922年のソ連成立後に生まれ、且つ2019年現在存命の最高指導者経験者はゴルバチョフだけである。

1985年3月にソビエト連邦共産党書記長に就任し、内政では停滞していたソ連の政治経済の抜本的改革を目指しペレストロイカ(改革)とグラスノスチ(情報公開)を断行、外交では新思考外交に基づき東欧の民主化革命を支持し冷戦を終結させた。しかし、ソ連国内の民族主義を抑えることができず、保守派と改革派に国内の政治勢力が分裂する中、1991年の「8月クーデター」を招き、新連邦条約締結に失敗した。結果として、ソ連共産党の一党独裁体制とソ連そのものを終結・崩壊へと導くこととなった。

1990年、ソ連で最初で最後となる大統領に就任し、同年にはノーベル平和賞を受賞した。日本を含む西側諸国では絶大な人気を誇り、ゴルビーの愛称で親しまれたものの、ロシアや旧ソ連諸国内ではアメリカと並ぶ超大国であったソ連を崩壊させたことから評価が分かれている。

創価大学名誉博士・日本大学名誉博士・明治大学名誉博士を有している。

ミハイル・ゴルバチョフ
Михаил Горбачёв

ミハイル・ゴルバチョフ(1987年)

ソビエト連邦
第8代最高指導者
任期 1985年3月11日 – 1991年12月25日

ソビエト連邦共産党
中央委員会書記長
任期 1985年3月11日 – 1991年8月24日
第二書記
副書記長
エゴール・リガチョフ
ウラジーミル・イワシコ

ソビエト連邦
初代大統領
任期 1990年3月15日 – 1991年12月25日
副大統領 ゲンナジー・ヤナーエフ

ソビエト連邦
初代最高会議議長
任期 1989年5月25日 – 1990年3月15日
第一副議長 アナトリー・ルキヤノフ

ソビエト連邦
第11代最高会議幹部会議長
任期 1988年10月1日 – 1989年5月25日
第一副議長 アナトリー・ルキヤノフ

ソビエト連邦共産党
第二書記
任期 1984年2月9日 – 1985年3月10日
中央委員会書記長 コンスタンティン・チェルネンコ

出生 (1931-03-02) 1931年3月2日(88歳)
ソビエト連邦
ロシア社会主義連邦ソビエト共和国、スタヴロポリ地方、プリヴォリノエ村(Privolnoye)
政党 ソビエト連邦共産党
(1950年 – 1991年)
ロシア社会民主党
(2001年 – 2004年)
社会民主同盟
(2007年 – )
ロシア独立民主党(2008年9月 – )
配偶者 ライーサ・マクシーモヴナ・ゴルバチョワ
(旧姓・チタレンコ)
署名

反応