モーリス・エマニュエル

モーリス・エマニュエル│無料動画│220px maurice emmanuel 1930

モーリス・エマニュエル(Maurice Emmanuel, 1862年5月2日 – 1938年12月14日)はフランスの音楽学者・作曲家。

本名マリ・フランソワ・モーリス・エマニュエル(Marie François Maurice Emmanuel )。バール=シュル=オーブで生まれ、ボーヌで育った。1869年に家族に連れられディジョンに移り、同地の聖歌隊員になる。パリ音楽院に入学し、作曲をレオ・ドリーブに師事。同窓生のドビュッシーと知り合い、生涯の友人となった。

エマニュエルの関心は、民謡やオリエントの音楽、異国の旋法にあった。エマニュエル作品の旋法の用法はドリーブを不愉快にし、ドリーブはエマニュエルのローマ大賞への参加申請を差し止めた。その後エマニュエルは学問の道を歩み、1895年に古代ギリシャの音楽に関する論文を執筆し、1909年にパリ音楽院作曲科の教授に任命された。門人にオリヴィエ・メシアンがいる。1904年から1907年まで、(シャルル・トゥルヌミールがオルガニストを務めた)聖クロティルド教会の聖歌隊指揮者を務める。

その後も作曲活動を続け、中でもピアノのための《6つのソナチネ》は興味深い作品である。第1番はブルゴーニュの民俗音楽、第2番は鳥の声、第3番のフィナーレはブルゴーニュ民謡を挿入しており、第4番は「インドの様々な旋法によってen divers modes Hindous 」との副題がついている。

1930年
基本情報
生誕 (1962-05-02) 1962年5月2日
出身地 フランスバール=シュル=オーブ
死没 (1938-12-14) 1938年12月14日(-24歳没)
学歴 パリ音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 音楽学者・作曲家

反応