ユリウス・フチーク (作曲家)
ユリウス・アルノシュト・ヴィレーム・フチーク(チェコ語: Julius Arnošt Vilém Fučík, ドイツ語: Julius Ernst Wilhelm Fučík, 1872年6月18日 プラハ – 1916年9月15日 プラハ)は、チェコの作曲家、軍楽隊指揮者。
生涯の大半を軍隊の吹奏楽で指揮者として過ごした。フチークは多産な作曲家で、300曲以上の行進曲やポルカ、ウィンナ・ワルツを作曲して名を馳せた。作品のほとんどが軍楽隊のために作曲されていることから、時に「ボヘミアのスーザ」とも呼ばれる。
現在でも、チェコではフチークの行進曲が愛国的な楽曲として演奏されている。しかしながら彼の名声を世界的なものにしているのは、最も有名な《剣闘士の入場 Vjezd gladiátorů 》が世界各地のサーカスで、ピエロ登場のテーマ曲として用いられているからに他ならない。
基本情報 | |
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別名 | ボヘミアのスーザ |
生誕 |
オーストリア=ハンガリー帝国、ボヘミア |
1872年6月18日
死没 | 1916年9月15日(44歳没) オーストリア=ハンガリー帝国、プラハ |
ジャンル | ロマン派(ウィンナ・ワルツ、行進曲等) |
職業 | 作曲家、指揮者 |
反応