ヨーゼフ・ディートリヒ
ヨーゼフ・ディートリヒ(Josef Dietrich 、1892年5月28日 – 1966年4月22日)は、ドイツの政党国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)の武装組織、武装親衛隊の軍人。最終階級は親衛隊上級大将および武装親衛隊上級大将。柏・剣・ダイヤモンド付騎士鉄十字章受章者。愛称はゼップ(Sepp)。
1892年5月28日、ドイツ帝国領邦バイエルン王国シュヴァーベン地方ハヴァンゲン(de)に出生。父は荷造り人夫頭ペルギウス・ディートリヒ(Pelagius Dietrich)。母はその妻クラスツェンチア(Kreszentia)。6人兄弟であり、自身は長男だった。弟二人は第一次世界大戦で戦死した。
ハヴァンゲンに近いメミンゲンの小学校 (Volksschule) に通っていたが、1900年に一家はケンプテンに移住、自身も同地の小学校へ転校した。1906年に小学校を卒業するとトラクター運転手として働くようになったが、まもなくワンダーフォーゲルの活動で近隣諸国を旅しながらそれらの国々のホテルで働くようになった。スイス・チューリッヒではホテルマンの資格を取得している。
ヨーゼフ・ディートリヒ親衛隊上級大将(1944年)
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渾名 | ゼップ(パパ・ゼップ) |
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生誕 |
1892年5月28日 ドイツ帝国 バイエルン王国 ハヴァンゲン(de) |
死没 |
1966年4月22日 西ドイツ バーデン=ヴュルテンベルク州 ルートヴィヒスブルク |
所属組織 |
バイエルン陸軍 親衛隊特務部隊 武装親衛隊 |
軍歴 | 1911、1914-1918、1934-1945 |
最終階級 |
曹長(バイエルン陸軍) 親衛隊上級大将および武装親衛隊上級大将(親衛隊) |
反応