ヨーゼフ・メンゲレ
ヨーゼフ・メンゲレ(Josef Mengele, 1911年3月16日 – 1979年2月7日)は、ドイツの医師、ナチス親衛隊 (SS) 将校。 親衛隊大尉。
第二次世界大戦中にアウシュヴィッツで勤務し、収容所の囚人を用いて人体実験を繰り返し行った。実験の対象者やただちにガス室へ送るべき者を選別する際にはSSの制服と白手袋を着用し、クラシック音楽の指揮者さながらに作業にあたったと伝えられ、メンゲレの姿を見た人々からは恐れられた。人種淘汰、人種改良、アーリア化を唱えるナチス人種理論の信奉者であったが、その持論はまったく異なった独特の思想である。愛称のベッポ (Beppo) は、Josefのイタリア語読み「ジュゼッペ」 (Giuseppe) に由来する。
戦後は南米で逃亡生活を送り、ブラジルで海水浴中に心臓発作を起こして死亡した。
南米潜伏中のメンゲレ(1956年撮影)
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渾名 | 死の天使 |
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生誕 |
1911年3月16日 ドイツ帝国 バイエルン王国 ギュンツブルク |
死没 |
ブラジル サンパウロ州 ベルティオガ |
1979年2月7日(67歳没)
所属組織 | ナチス親衛隊 |
最終階級 |
親衛隊大尉 アウシュヴィッツ強制収容所主任医官 |
除隊後 | 会社経営者 |
署名 |
反応