レイモンド・スプルーアンス

レイモンド・エイムズ・スプルーアンス(Raymond Ames Spruance, 1886年7月3日 – 1969年12月13日)はアメリカ合衆国の海軍軍人。最終階級は海軍大将。

1886年7月3日、アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモアで、アレクサンダー・スプルーアンス(Alexander Spruance)とアンナ・エイムズ・スプルーアンス(Anna Ames Spruance)の長男として産まれた。誕生後、インディアナ州インディアナポリスの家で育つ。父親の家系は奴隷所有の大規模農場経営や商人を経てインディアナポリスに土着した一族で、母親の実家ヒス家はマサチューセッツのヤンキー(「オランダ系移民」の意)の9代目にあたるボルチモアの裕福な家系で、母親は16歳の時に叔父のいるイタリア・ジェノヴァへの留学歴がある。他に家族は3歳年下の弟ビリーと6歳年下の弟フィリップがいたが、フィリップが病弱で知的障害者だったため、母親は6歳のレイモンドをボルチモアの実家に預ける事にした。こうして思春期を両親・弟2人と離れて暮らす事になった。高校生の時に居候先の母親の実家ヒス家が破産し、やむなくインディアナポリスの実家に帰ったが、スプルーアンス家も、父親のアレクサンダーは破産して仕事もせずにブラブラしている世捨て人で、ボブズ・メリル社の編集者であった母親のアンナの収入に頼っていた。

1944年4月
生誕 1886年7月3日
アメリカ合衆国メリーランド州 ボルチモア
死没 (1969-12-13) 1969年12月13日(83歳没)
アメリカ合衆国カリフォルニア州 モントレー ペブルビーチ
所属組織 アメリカ海軍
軍歴 1907 – 1948
最終階級 海軍大将
除隊後 在フィリピンアメリカ合衆国大使
テンプレートを表示

反応