中村藍子

中村藍子│無料動画│230px aiko nakamura 2007 australian open womens doubles r1

中村 藍子(なかむら あいこ, 1983年12月28日 – )は、大阪府大阪市天王寺区出身の女子プロテニス選手。現役時はニッケに所属していた。大阪市立高津中学校、樟蔭東高等学校卒業。ベースライン・プレーヤーで、フォアハンド・ストローク、バックハンド・ストロークとも両手打ちの選手。自己最高ランキングはシングルス47位、ダブルス64位。身長163cm、体重56kg。

5歳からテニスを始め、高校卒業後の2002年から本格的にツアーに出場を始める。2005年の全豪オープンで4大大会デビューを果たす。予選3試合を勝ち上がって本戦出場権を獲得し、本戦でも初戦突破を果たした。この時は続く2回戦で第10シードのアリシア・モリク(オーストラリア)に 2-6, 4-6 で敗れている。この年から女子テニス国別対抗戦・フェドカップの日本代表選手入りも果たし、4月第3週の「ワールドグループ2部」1回戦のチェコ戦でシングルスに抜擢された。この時は16歳になったばかりのニコル・バイディソバに敗れた。2005年度の4大大会では、全仏オープンのみ初戦敗退に終わったが、ウィンブルドン・全米オープンでは2回戦進出を果たした。ウィンブルドン2回戦ではアナスタシア・ミスキナ、全米オープン2回戦ではナディア・ペトロワなど、実力者たちに果敢な挑戦を見せた。11月の全日本テニス選手権では第1シードであったが、準々決勝で第8シードの米村知子に 6-7, 4-6 で敗れてしまった。

2006年の全豪オープンで、中村は初めての4大大会3回戦進出を果たしたが、第7シードのパティ・シュナイダー(スイス)に 2-6, 3-6 で敗れた。その後全仏オープン・ウィンブルドンとも初戦敗退に終わったが、7月15日-16日にかけて東京・有明コロシアムで行われたフェドカップの「ワールドグループ・プレーオフ」で日本はオーストリアに5戦全勝で勝ち、2007年度フェド杯で「ワールドグループ」(最上位グループ、8ヶ国で構成)の出場権を獲得した。日本にとっては1997年以来10年ぶりとなるワールドグループ復帰を決めた団体戦で、中村はシングルス第3試合でオーストリア代表のバルバラ・シュワルツを 6-2, 7-5 で破った。4大大会年間最終戦の全米オープンでは、2回戦で第16シードのアナ・イバノビッチ(セルビア)に敗れる。10月第2週の「ジャパン・オープン」で、中村は初めてのWTAツアー大会決勝進出を果たしたが、第1シードのマリオン・バルトリ(フランス)に 6-2, 2-6, 2-6 の逆転で敗れて準優勝に終わった。バルトリもフォアハンド・ストローク、バックハンド・ストロークとも両手打ちの選手で、フォア・バックとも両手打ちの選手どうしで行われた女子ツアーの決勝戦は史上初めての出来事であった。

中村藍子のバックハンド・ストローク
基本情報
国籍 日本
出身地 同・大阪府大阪市天王寺区
生年月日 (1983-12-28) 1983年12月28日(35歳)
身長 163cm
体重 56kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 1999年
引退年 2012年
ツアー通算 0勝
シングルス 0勝
ダブルス 0勝
生涯通算成績 348勝350敗
シングルス 268勝237敗
ダブルス 80勝113敗
生涯獲得賞金 $862,381
4大大会最高成績・シングルス
全豪 3回戦(2006・07)
全仏 1回戦(2005-08)
全英 2回戦(2005・07)
全米 2回戦(2005・06)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 2回戦(2008)
全仏 2回戦(2007)
全英 2回戦(2005・07・08)
全米 2回戦(2007)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 47位(2007年8月6日)
ダブルス 64位(2008年3月3日)
獲得メダル
女子 テニス
アジア大会
2006 ドーハ 団体

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