丹羽保次郎

丹羽保次郎│無料動画│showa 00414 m

1928年にNE式写真電送装置(ファクシミリ)を開発した技術者。東京電機大学の初代学長。特許庁が1985年に選定した「十大発明家」のひとり(ほかは、豊田佐吉、御木本幸吉、高峰譲吉、池田菊苗、鈴木梅太郎、杉本京太、本多光太郎、八木秀次、三島徳七)。ファクシミリの原型はすでに1843年にイギリスで発明されており、1906年には電子式ファクシミリも発明され写真の電送に成功していた。しかし、画像の乱れや不安定さから日本ではまだ実用化されていなかった。そうした問題点を解消し実用化を可能にしたのが日本電気に務めていた丹羽保次郎とその部下の小林正次である。丹羽と小林が開発したNE式写真電送装置は大阪毎日新聞社に採用され、1928年に行われた昭和天皇の即位大礼の写真電送を行った。

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