伊丹十三

伊丹十三│無料動画│showa 00075 m

本名は池内義弘(いけうちよしひろ)。日本の映画監督、俳優、エッセイスト、商業デザイナー、イラストレーター、CM作家、ドキュメンタリー映像作家。ちなみに、本人は名刺の肩書きに「強風下におけるマッチの正しい使い方評論家」という項目を増やしてもいいと考えていたという。また、料理通としても知られるなど多ジャンルでマルチな才能を発揮した。妻は女優の宮本信子。作家の大江健三郎は義弟。父は映画監督で俳優の伊丹万作。『マルサの女』や『タンポポ』などの映画監督として特に有名だが、映画監督としてデビューしたのは伊丹が51歳の時にメガホンをとった1984年の『お葬式』である。同作は日本アカデミー賞、芸術選奨新人賞をはじめ30を超える映画賞を受賞、以後、日本映画界きっての売れっ子監督となり、社会問題を扱いながらもエンターテイメント性に富むその作風は「伊丹映画」というブランドを築くまでになった。一方、暴力団と市民の対立を描いた1992年の『ミンボーの女』では上映から1週間後、暴力団の男たちに襲撃されるという事件も起きた。そして、1997年12月20日、伊丹プロダクションのある東京麻布のマンション下で遺体となって発見された。突然の謎の急死は世間を驚かせ、「殺されたのでは?」など、その原因がさまざまに憶測されたが今も真相は明らかになっていない。映画監督としての代表作は、『マルサの女』『マルタイの女』『あげまん』など。

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