児玉清

児玉清│無料動画│showa 00232 m

俳優、タレント、司会者、作家と幅広いジャンルで活躍した。本名は北川清。もともと俳優志望ではなかったが、1958年に東宝映画第13期ニューフェイスに合格し、芸能界に入った。東宝時代は役に恵まれず、黒澤明監督の『悪い奴ほどよく眠る』に出演した際にはとにかく目立とうとしたため黒澤監督を激怒させたという。その後、東宝を退社しフリーの俳優としてテレビドラマに進出、1970年に放送が始まったドラマ『ありがとう』(水前寺清子主演)で人気俳優の仲間入りを果たした。ドラマでの代表作に『HERO』や大河ドラマ『龍馬伝』などがある。俳優として活躍する一方、1975年からクイズ番組『パネルクイズ アタック25』の司会者に就任、36年もの長きにわたり司会を担当した。また、2003年からは『テレフォン人生相談』のパーソナリティも務めた。しかし、2011年4月に肝機能障害により緊急入院すると、その1カ月後の5月16日、胃がんのため他界した。非常な読書家としても有名で蔵書は1万冊以上もあったという。また、切り絵を趣味としており、2008年には竹内まりやのシングル『幸せのものさし/うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)』のジャケットとして児玉の切り絵が使われた。

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