内田吐夢

内田吐夢│無料動画│showa 00265 m

日本映画の黎明期から戦後にかけ従来にない骨太でリアリズムに満ちた名作を撮り続けた映画監督。本名は内田常次郎。ピアノの調律師から監督助手となり、俳優を経て監督になった。一時、旅役者一座に入り放浪生活を送ったが、これがのちに彼の作風に大きな影響を与えた。1927年、喜劇映画『競争三日間』で本格的に監督デビューを果たし、以降、『生ける人形』『人生劇場』『限りなき前進』など主演・小杉勇とのコンビで次々と傑作を生み出した。その後、日活を退社し、満州に渡ると満州映画協会に入った。戦後は東映に入社し、時代劇映画の傑作『大菩薩峠』『宮本武蔵』をはじめ、『飢餓海峡』など社会派の映画も監督した。なお、長男の内田一作も映画監督である。

反応