吉永猛
吉永 猛(よしなが たける、1926年3月2日 – )は、日本の競馬騎手、調教師。
1943年に日本競馬会(のち国営競馬、日本中央競馬会)で騎手デビュー。兵役を経て1947年より復帰し、1965年までに重賞3勝を含む通算276勝を挙げた。騎手引退後は調教師に転身し、1992年の阪神3歳牝馬ステークスを制したスエヒロジョウオーらを手がけた。1999年に定年引退。調教師通算成績は7493戦670勝、うちGI競走1勝を含む重賞13勝。
同じく中央競馬騎手・調教師であった吉永忍は従弟。自身の門下生であった川村禎彦は娘婿。
宮崎県北諸県郡高城町出身。近郊の三股町には競馬場があり、農家であった父と叔父は飼養する馬をそこで走らせていた。吉永はそれを頻繁に見物し、また近くの駐屯地にいた軍馬の美しさにも惹かれ、将来に騎手を志した。尋常小学校卒業後、同県出身の騎手・北村末雄の紹介で日本競馬会・函館競馬場に所属する田中舘次郎厩舎に入門。翌年、「より大きい厩舎で騎手になった方がいい」という田中の配慮から、京都競馬場の大久保亀治厩舎へ移った。1943年4月に騎手見習いのままデビュー。5月29日、京都競馬場の障害競走において騎乗馬トーホクヒフミで初勝利を挙げた。
騎手時代
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基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 宮崎県北諸県郡高城町 |
生年月日 | 1926年3月2日(93歳) |
身長 | 151cm(1964年) |
体重 | 54kg(〃) |
騎手情報 | |
所属団体 |
日本競馬会 国営競馬 日本中央競馬会 |
所属厩舎 |
大久保亀治・阪神(1940年-1949年) 渋川久作・小倉-阪神(1949年-1965年) |
初免許年 | 1947年(1943年初騎乗) |
騎手引退日 | 1965年 |
重賞勝利 | 3勝 |
通算勝利 | 1206戦110勝(1954年以降) |
調教師情報 | |
初免許年 | 1965年 |
調教師引退日 | 1999年2月28日(定年) |
重賞勝利 | 13勝 |
G1級勝利 | 1勝 |
通算勝利 | 7493戦670勝 |
経歴 | |
所属 |
阪神競馬場(1961年-1971年) 栗東T.C.(1971年-1999年) |
反応