吉行淳之介

吉行淳之介│無料動画│showa 00181 m

小説家。対談やエッセイの名手としても有名。東京帝国大学を学費未納により除籍後、アルバイトをしていた新太陽社に入社。ちなみにこのとき、アルバイト編集者で澁澤龍彦がいた。会社員として働くかたわら、同人雑誌に作品を発表、1952年には『原色の街』が芥川賞候補になった。その後も『谷間』『ある脱出』が芥川賞候補になるがいずれも落選する。しかしついに1954年、『驟雨』が第31回芥川賞を受賞、これを機に専業作家となり、同世代の作家である遠藤周作、安岡章太郎らと「第三の新人」と呼ばれた。その後も1970年の『暗室』が谷崎潤一郎賞を、1974年の『鞄の中身』が読売文学賞を、1978年の『夕暮まで』が野間文学賞を受賞するなど活躍した。

反応